2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

−新本格魔法少女りすか 西尾維新 講談ノベルズ読みやすいし、テンポが良く、作者に勢いがありますね。「新本格」 とあってもミステリらしき所はほんの少しで、ジョジョの奇妙な冒 険のような話です。(戦いの駆け引きとか) なんだか、あちこち切っていてと…

一回限りではなく、何度も出てくる街。灰色だが、殺風景ではない 街路をぶらぶらと下っていく。この街からは、猫が番頭をやってい た、廃墟と錦鯉の温泉に行けるし、(ロープウェイ)アルビノのニ シキヘビが、卵を飲んでいる雪の動物園にも行ける。小泉ちゃ…

借りた本

−恐怖の館 レオノーラ・キャリントン 工作舎 −奥本大三郎自選紀行集 JTB

ギャラクシーエンジェル

鉄人28号の前に偶然見たギャラクシーエンジェルに不覚にも笑う。 エイリアンとミクロの決死圏で、ゼリービーンズで遺伝子破壊してパンダとか もうお話が投げっぱなしで、不条理の域に達しています。 後半も、お見合いにいったのにいつの間にかスパイダーマ…

怪談専門誌「幽」を少しづつ。拾い読みが面白い。 ホラーではなく、怪談という所にこだわりを感じます。直接的な描写でなく、仄見える怪しい出来事の関係を 聞き手が想像して怖くなるのが慎み深く良いところです。 明治時代には優れた怪談文学の書き手がいま…

はなっしぱなし 五十嵐大介(上)(下)九龍COMICS 「哲学実技」のすすめ 中島義道 角川書店

暑さ

都心は39.5℃の何か間違ったような暑さでした。 アスファルトとビルからの照り返しが横や上から、さらに不快さを膨らませます。木陰が涼しい郊外の暑さは、これよりずっと好ましいもので、 くっきりと日射に浮かぶ物の影や、眠ったように人通りが少ない路…